分かりあえるようになれたらいいななんて

精神を病んだ兄。発狂する母親。無関心だといって責められる父親。自分のことを棚に上げて、起こったことを何かのせいにしようとする自分。

 

長い年月をかけて崩壊をしていくと、どこに原因があったのかわからなくなる。

現状を改善していくには、みんなでどうするかを検討していく必要がある。

わかってもらえなくても、わかってもらえるようになるまで説明を続けなくちゃ。わかってもらえないならわかってもらえない原因を考えなくちゃ。なぜ相手は自分の言っていることをわかってくれないんだろうね。自分はこんなにも論理的に考えているつもりなのに。

 

「誰もが同じように笑って 誰もがおんなじ境遇をたどって 分かりあえるようになれたらいいな 神様 神様お願いだ」

これは僕の好きなアーティストALの「地上の天国なソングライター」の中に出てくる歌詞の一部分だ。僕らには一人一人にたどってきた人生がある。いろんなストーリーがある。だから悲しみや喜びの、過去からあるそのすべてを共有することはできない。自分が論理的だと思っていても、相手はそれが論理的ではないと感じるかもしれない。でも私たちは、いや、少なくとも僕は、分かち合えるようになることを願っている。この後にこんな歌詞がある。

「それは地上の天国なソングライター 君と手をつなぎたいだけなのさ」

 

大切な人たちに言いたいことは、何か心が厳しくなることがあったら相談してほしい。恐ろしく微力かもしれないけれど、僕にできることだったら何でもするさ。これを読んでいるあなたは、僕にとって大切な人なのだろうかともしかしたら思うかもしれないけれど、僕のこんな拙すぎる文章を読んでくれているあなたが大切じゃないわけないでしょ。逆に大切だと思わせてもらっています。本当に。

家族の問題も向き合っていかなければならない問題だな。目を背けないで。

 


地上の天国なソングライターの歌 (AL 小山田壮平&長澤知之 弾き語り)