尊敬

ぶっちゃけてしまうと、普段はあまり得意じゃないけどとても尊敬している人がいる。

その人は普段いつもうるさくて、僕への絡み方がほとんどの場合だるがらみだ。僕も最近は遠慮せずそれに対してひどい返しをしているからお互い様なのかもしれない。

そんなだるがらみをしてくる彼のことがずっと苦手だった。何だこの人は、と。もう少し静かにできないのか、と。

でも最近自分の彼に対する見方が変わりつつある。あんなに頑張る人はいない。

ショーのすべての台本を覚えたり、サプライズを企画してそのうえでお菓子を焼いてきたり、会議で積極的に発言したり、急に真面目だったりするわけだ。彼は「自分のキャパはすごいから」といっていたが、キャパだけの話ではないと思う。努力が、そして頑張りが裏にあるのだろう。それが僕たちには見えにくいだけで、というより見せていないだけで。

こないだ彼が講師をするイベントがあった。午前は平和イベントだったが、午後の治安があまりよくなかった。(こういう表現はあまりよくないですね)

僕は子供であろうが大人であろうが、イラっとする発言を聞くとそのいらいらが顕著に態度に出てしまう。でも彼は違った。いつものふざけた様子で子供たちを笑わせていた。すごすぎる。素直に尊敬できる。

 

でも中身が変わったわけではなくて、その後も僕にだるがらみしてくるから、やっぱり得意ではない。だからといってだるがらみがなくなったら大丈夫か!ってなる気がする。そんな僕が得意ではない、尊敬できる人についての話でした。