「これ、ガリガリ君でよくない?」
そう思ったのは10/3の17時ごろ。アイスを食べながらだった。
教養卒論の課題でこんなものが出た。
「この100年間において自分にとって最もインパクトのある発明・発見とは何か」
なんだろう、と僕。
あ、そうだ。活版印刷だ!僕は大学の授業でメディア論のAとBを履修していた。その際に活版印刷というものは偉大な発明であると先生から散々説明された。これなら論ずるのも簡単そうだし、実際インパクトのある発明だし、よさそうだ。活版印刷にしよう。やっぱりすごく昔からあるものだし、そういったものの発明は偉大だよね。
ん?すごく昔からあるもの?
あ、ダメだ。活版印刷ここ100年の発明じゃないや。ここ600年の発明だ。うわー、きつい。それを意識して発明を考えよう。
むずいな。
でもやっぱり長い年月使われているものがいいんじゃないかと思い、そういう点ではやはりテレビというものはとてもインパクトのある発明なんじゃないだろうか。遠くにいる人にも同じクオリティーの映像やニュースを届けることができる。ラジオはそもそもここ100年の発明ではないだろうし、やはりテレビがよさそうだ。テレビで決定です。
、、、
、、、、、
でもちょっと待てよ。今あるテレビは昔発明されたものとは異なりはしないだろうか。最初に発明されたものは白黒だし、なんなら文字を一文字写しただけだ。今のようにカラーで4Kとかではない。インパクトのある発明を名乗るのであるならば、発明されてから今に至るまであまり形を変えずに使われ続けるor愛され続けていて欲しい。欲深いかもしれないけど100年間で最もインパクトのある発明ですもの。欲深く行きたい。それならテレビは却下か。
うーん。どうしよう。
難しく考えすぎかもしれない。一旦アイスでも食べながら考えようかな。
この抹茶アイスめちゃくちゃ美味しいんだよなー。(食べてみて)やっぱり美味しい。
あ、そうだ。
アイスにしよう!!!
みんな好きだし、美味しいし。
でもアイスじゃいつ発明されたのかについてはあまりうまく言えなさそうな気がする。どうしよう。
普遍的で長く愛され続けているアイスといえばなんだろう。
ガリガリ君じゃない?
これ、ガリガリ君でよくない?
というか、この課題の答えガリガリ君でしょ。
それ以来ぼくの頭の中にはガリガリ君しか浮かんでいない。現在は10/5 明け方1時。課題は10/5 10:30までにはできていなければいけない。本当にどうしたものか。
字数は500字程度とのことだから、題材さえ決まれば楽なんだけど、、、
この文章も1000字超えてるし。
というか、一体僕はいま何をやってるんだ。